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若き日の旅日記9

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スイス.jpg
旅の移動の大半は、電車で移動した。
「ユーレイルパス」というのがあって、
ほとんどの国で使うことができたからだ。

ただJRと異なり、時間が不正確である
ことと、車両が途中で切り離され
行先が全く違うところになるケースがあった。

国境越えの際にパスポート検査があるので
指示を受けて別の車両に移動し、
事なきを得たが、夜中にスイスの田舎で
降ろされた時は参った。

12時前だったと思うが、あたりを見回しても
真っ暗で建物も見当たらない。
覚悟を決め、ツレと左右に別れてホテル探し。

 

  15分後に同じ場所で待ち合わせた。幸い、ツレがペンションらしきものを発見。
 早速、ペンションのフロントで宿泊交渉。
 季節は冬。スイスの山で野宿は不可能だ。
 
 しかし、 6ヶ国語ハンドブックを駆使するも、言葉が通じない。(*´ω`)
 身振り、手振り、必死のボディーランゲージだ。
 30分程かかっただろうか。何とか部屋をキープすることができた。

 部屋でガイドブックを開くと、
 スイスには「レトロマンス語」を話す人が1%程いると記載してあった。
 言葉でなくとも、思いは通じるものである。
                      


消防団

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乗車.jpg
かつて、12年間
消防団活動に従事した。
過ぎてみれば、
あっという間のような気もするが、
仕事との両立は大変な時もあった。

中でもやはり、
ポンプ車操法県大会は思い出深い。
全員練習参加を前提に、早朝練習と
したが、週4~5日はきつかった。

夜9時頃まで仕事をし、帰宅。
夕飯、入浴を済ませ、11時就寝。
朝3時起床、4時~6時半すぎ迄
練習し、出勤。

疲れから信号待ちでボーっとして
後続車にクラクションを
鳴らされることもあった。
ホース延長.jpg
私は選手として出場したが、
サポート隊は選手以上に早起きし、
万全の練習環境を用意してくれた。

目標の県大会優勝を
果たすことはできなかったが、
二度とできない貴重な体験をし、
仲間と過ごした
かけがえのない思い出である。






若き日の旅日記8

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アウトバーン.jpg

シュトゥットガルトからミュンヘンへ
ついに、待望のアウトバーンを走る。

レンタカーもミュンヘンで乗り捨てで
問題なしとの事。
速度無制限という先入観があったが、
意外と速度規制されていた。
当時でも酸性雨等の問題があり、
自然保護が叫ばれ始めていた。


図1.jpgサークル活動で作った
お揃いのスタジャンが左の写真。

チーム名がその名もズバリ
「アウトバーン」
デザインからすべて自分たちで
やったのだが、なにせお金がない。
バイトしてやっと作った思い出の品。
43,000円位と記憶している。

仲間も「一生ものだ」と言っていたが、今も愛用している。

アウトバーンは高速道路ではあるが、
通行料がかからないので、
道に迷った時など、上手に利用すると
使い勝手がとてもよかった。




ホフブロイハウス.jpgミュンヘンでの目的は「ビール」
ヒトラーが演説した事でも有名な
ホフブロイハウスへ
店員さんも「ソーセージ食べる?」
と日本語で聞いてくる。
知らない外人さんと肩組んで
知らない歌を歌ったりしながら、
やたらと盛り上がった。
日本人同様、勤勉とされるドイツ人
も人生楽しんでいる。
ON、OFFの使い分けは、
                     見習うべきかもしれない。




思い出の山行

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燕岳.jpg義兄、義姉、義父と4人で
北アルプスの女王「燕岳」へ。

天気は晴天。
山小屋も最も人気の高い
「燕山荘」の個室を予約。
絶好のコンディションの中、出発。
登山道は整備され、歩きやすいが、
そうは言っても、結構な急登である。
適当に配置された休憩ポイントで
休みつつ歩を進める。


燕山荘.jpg合戦小屋では名物のスイカをGET。
森林限界を超えると
夏の日差しで、かなり暑い。
ヘトヘトになりながら、
何とか山小屋へ到着。
義父も70歳を超えており、
大したもんだ。
山小屋で、休憩した後
山頂へと向かう。
道すがら、コマクサがお出迎え。


イルカ岩.jpgイルカ岩や雷鳥にも出会い、山頂着。

北アルプスは、よく整備されている。
俗化されているという意見もあるが、
我が地元、南アルプスも
見習うべき点が多いのも事実。

この日は、
ブロッケン現象も体験し大満足。
夕方の空のグラデーションは、
まるでオーロラのようだった。


義父も体調を崩し、このメンバーでの山行は最初で最後となったが、
貴重な思い出として、脳裏に焼き付いている。





初登山

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編笠山.jpg
「何が楽しくて山なんか登るのか」
と正直思っていた。
職場の上司に
「山はいいぞ」と勧められ
「お付き合いします」と
八ヶ岳の編笠山へ行くことに。

靴、ザック、レインジャケットの
三種の神器を揃えいざ、出発。

「こんなにゆっくりでいいの」と
思いつつ歩を進める。
平地を歩くのと変わらない歩き方で
最初は元気だったが、
休憩ポイントに着く頃には
徐々にダメージが。押手川.jpg

ここから先は、急登で息が上がる。
呼吸を整えつつ、ゆっくりと確実に歩を進める。

最後の急登は、はしごもあり、
「山頂はまだかな」と
かなりバテバテ。

やっとの思いで山頂へ。
天気にも恵まれ、最高の眺望。
赤岳が目の前に迫る大迫力。
「これは、下界に居てはわからない」
編笠山頂.jpg
山頂でおにぎりを食べる。
「サイコー、メチャ旨い」
上司がラーメンを作ってくれた。
高級料理とは異なる別次元の旨さだ。

充実のひとときを過ごし
下山に向かう。
すると石の斜面が目の前に出現。
「ここを下るの・・・」
当然ながら、やたらと歩きにくい。
足元を確認しながら、青年小屋へ。

青年小屋へ.jpg青年小屋に到着。
ここは知る人ぞ知る「遠い飲み屋」
小屋の前には、赤ちょうちん。

よく冷えた缶ビールを一杯。
「山って最高だな」

これが、最初の山行である。
数日、筋肉痛が残ったが、
2週間後、次の山へ。
そして山に、はまっていった。



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