高校へ入学して、一週間後位に「宿泊研修」というものがあった。
一週間しか経っていないこともあり、クラスメートとの仲はそれほど
親しいものではなかった。
一泊二日の予定で、一日目の昼は弁当持参であった。
コンビニもない時代であり、おにぎり持参が定番となっていた。
しかし、その日に限って僕は寝坊してしまった。
慌ててご飯を炊いたが、炊き立てで熱いのと経験不足から
うまく握れない。
遅刻するよりましかと、前日の残り物を弁当に詰め、持参した。
クラスメートがおにぎりを食べる中、僕はなんとなく気恥ずかしく、
隠れるように弁当を食べていた。
そんな中、クラスメートの一人が、
「こうゆう時に、弁当持ってくるってめずらしいよな」と言った。
悪気がないのはわかっていた。
でも、「悔しかった」「情けなかった」
おにぎりひとつ満足にできない自分に腹がたった。
時を経た今となっても、自分の反骨精神の原点のように思う。
一週間しか経っていないこともあり、クラスメートとの仲はそれほど
親しいものではなかった。
一泊二日の予定で、一日目の昼は弁当持参であった。
コンビニもない時代であり、おにぎり持参が定番となっていた。
しかし、その日に限って僕は寝坊してしまった。
慌ててご飯を炊いたが、炊き立てで熱いのと経験不足から
うまく握れない。
遅刻するよりましかと、前日の残り物を弁当に詰め、持参した。
クラスメートがおにぎりを食べる中、僕はなんとなく気恥ずかしく、
隠れるように弁当を食べていた。
そんな中、クラスメートの一人が、
「こうゆう時に、弁当持ってくるってめずらしいよな」と言った。
悪気がないのはわかっていた。
でも、「悔しかった」「情けなかった」
おにぎりひとつ満足にできない自分に腹がたった。
時を経た今となっても、自分の反骨精神の原点のように思う。
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